『6月19日に、当社の代表取締役社長に就任した小田川雅一が、役員・従業員向けに行った社長就任スピーチを掲載いたします。』

 

『皆様ご安全に!』

 

この度、社長の大役を仰せつかり、その責任の重さに身の引き締まる思いをいたしております。今後皆様のご支援とご協力を賜り、精一杯努力していく所存ですので何卒よろしくお願いいたします。

 

トピー海運は今年で創立75周年を迎えます。
諸先輩及び皆さんの築いてこられた歴史と伝統ある会社基盤をより盤石なものとし、今後、より存在価値の高い会社にしていくことが私の使命だと思っています。

 

トピー海運はトピー工業グループとして培われた素材から加工製品、更にスクラップ、その他原料、産業廃棄物まで多岐にわたる製品を扱い、他社にない独自の物流管理経験をノウハウとして持っております。
また、港湾物流、内航海運、陸上輸送、構内物流、金属加工、石油製品販売と物流の命題に向けて広がる様々な事業を展開してきました。今後これらの経験とノウハウを最大限に生かし、次世代へ向けた新しい物流サービスを皆さんと創造していきたいと考えております。

 

私の就任にあたり、『トピー海運がいないと困る!という荷主(顧客)で世の中をいっぱいにする。』という志で臨む所存です。
少々大げさな言い方であるかも知れませんが、それくらい存在価値のある会社にしたいのです。
また、そのくらいの気概を持たなければ競争が激化しる世の中で次なる『100周年』を迎えることは容易でないと思います。

 

私が感銘を受け自分の信念としている言葉があります。それは『出来る出来ないではない。やるかやらないかだ。』という言葉です。これまでも自分が決断を下すときに必ず脳裏に浮かべてきた言葉です。私はこれからもこの言葉を持って、チャレンジ精神を忘れず臨んでいきたいと思っています。

 

また、会社は皆様のものであり、皆様一人ひとりの力の積み上げで成り立っています。どんな小さなアイデアでもアドバイスでも、時には相談事でも構いません、お互い忌憚なく言い合える風通しの良い会社にしたいと思います。

 

そして私が最も重責とすることは『安全』です。
どんなにより良い会社を目指しても、安全の確保なくしてその実現はありません。
前述でも述べましたが、会社は人で成り立っています。その一人ひとりが安全に一日を終え、健やかな生活を送れてこそ、より良い次の日を迎えることができます。一人ひとりが健やかであるからこそ組織、会社が健全に成長できるのです。

 

安全活動に終わりはありません。ゼロ災害を常に目標にし、今後も活動を継続強化し、作業・職場環境の改善を積極的に図ってまいります。
どうぞ皆様個々人も安全意識をより高めていけるよう努めてください。よろしくお願いいたします。

 

最後になりますが、今後の皆様のご活躍と安全を祈念しまして、就任のご挨拶とさせて頂きます。

 

『ご安全に!』

 

                                   代表取締役 小田川雅一